新米パパの頭の中

30代 1児の父が、日々考えたことを綴ります。

僕が2ヶ月間休業して育児に専念した5つの理由

2017年10月の第1子(長男)誕生の直後より、2ヶ月間仕事を休み、育児に専念しました。

 

日本では、政府や企業を中心にイクメンの増加を積極的に推進しているにも関わらず、未だに男性による育児休業の取得は極めて珍しく(2016年の男性の育児休業取得率は3.2%)、休業したくてもできない人はとても多いと思います。

そんな方々に対して、僕の経験が少しでも参考になればと思い、僕がこの決断をした理由を綴ってみたいと思います。

 

僕が、2ヶ月間休業し育児に専念した5つの理由

 

① 里帰り出産ではなく、東京で出産・育児をしたいと思った

妻は、実家が九州であり里帰り出産をするという選択肢もありましたが、妊娠初期の頃からつわりが酷く、妊娠中に飛行機に乗ることに強い不安があったこと、東京で通院していた病院が非常に信頼できたことから、夫婦でも話し合った結果、東京で出産・育児をすることにしました。

 

② 基本的に、夫婦2人で育児をする必要性があった

東京で出産・育児をするため、基本的に、育児は夫婦2人で行う必要がありました。

 

ベビーシッターの利用も検討しましたが、妻が産後の心身共に不安定な時期に、シッター等に家事や育児をお願いすると、逆に気を遣って精神的負担が大きくなることが懸念されました。

 

③ 父親として、育児に積極的に関わりたいとの強い気持ちがあった

このような事情から、僕は育児休業の取得を真剣に考えるようになりました。

 

また、僕は子供が好きであり、積極的に育児に関わりたいとの強い気持ちを持っていました。

妻も、これからの長い子供との生活を見据え、僕には側で育児をして欲しいとの思いを持っていました。

 

加えて、義兄が、3年前に長女の育児のため1年間の育児休業を経験していたことも、僕の気持ちを後押ししてくれました。義兄のお陰で、僕の両親の理解を得やすかったこともプラスに影響しました。

 

④ キャリアへの影響は、必ずしもマイナスばかりではない、と思った

僕が、育児に積極的に関わりたいと思った背景には、育児の経験は、必ずしもキャリアにマイナスではないはず、との考えもありました。

 

育児を通じて、女性・育児中の親の気持ちや解決すべき課題について深く理解できれば、将来的に組織を引っ張る立場になったときに、会社やチームのマネジメント、或いはマーケティングや新規事業開発に活かせる部分が少なからずあるはずだ、と考えました。

 

確かに、短期的には、会社の上司や同僚への負担、人事評価への影響、一時的な収入減等のマイナス影響がありますが、中長期的にはプラスに働く部分が大きいだろう、と思いました。

この辺りについては、後日少し掘り下げて綴ってみたいと思います。

 

 有給消化により、休業中の給与が100%保証された

こうした背景から、僕は育児休業をとることを決意し、会社に育児休業の取得を相談しました。

その結果、有難いことに、会社からは、僕の一時的な収入減に配慮し、育児休業ではなく有給消化で代替してはどうか、との提案がありました。

 

僕は、これまで有給の未消化が続いており、相談した時点で約2ヶ月分の有給休暇が残っていました。

有給休暇で代替できば、休業中の給与は100%保証され、生活への不安は大幅に解消されますので、とても有難い提案でした。

 

まとめ

ここに綴った5つの理由を踏まえつつ、最終的には、確かに短期的には少なからずマイナスのインパクトはあるものの、人生一度きりだから思い切ってやってみようと思い、2ヶ月間の休業を決断しました。

 

2ヶ月間育児を経験して感じたこと

実際に育児を経験してみると、特に出産後〜1ヶ月までは、休業前に想定していたよりも格段に大変なことばかりで、恥ずかしながら心が折れそうになったこともありました。

しかし、2ヶ月が経過し、妻の体調が順調に回復し、子供がすくすくと育っている姿をみると、休業して良かったと心の底から思います。

 

次回は、実際に2ヶ月間の育児を経験して感じたことについて、もう少し具体的に綴ってみたいと思います。